寄付のお願い

 北海道学校保健会は、本道の学校保健の飛躍的な発展を願って、全道的に学校保健関係者が協力して、昭和36年10月29日に会が設立されました。

 本会は、北海道における児童生徒の健康保持増進を図るため、学校保健に関する研究及び学校保健思想の普及啓発並びに健康管理体制を確立するために必要な事業を行い、その向上発展に寄与することを目的としています。
 設立以来、北海道教育委員会を始め各職域団体関係者の熱意と全面協力のもとで本道学校保健の振興充実に地道な努力を続けてきましたが、社会環境や生活条件の変化に伴い、児童生徒をとりまく疾病構造も多様化・増加し、これらに対応するためには行政サイドの対応だけでは不十分であり、「学校保健センター」的な機関が調査研究を行い、専門医による心臓等の検診の実施及びへき地児童生徒の検診の拡大充実などの対策が必要となってきました。そこで、北海道医師会・北海道歯科医師会・北海道薬剤師会・各校長会その他の学校保健関係団体で組織されていたものに、道が一定の援助を行うことによって財団法人を設立することになりました。

 昭和57年5月1日に財団法人として生まれ変わり、道、市町村、北海道医師会・北海道歯科医師会・北海道薬剤師会、一般企業から出捐金を募り、2億円の基本財産を運用することで、様々な事業に取り組み、本道の子どもたちの健康づくりに力を注いできたところです。しかしながら、金利状況が徐々に悪化し、補助金も無くなるなど、年々財務状況が悪化し運営に支障をきたすところとなりました。
 平成25年4月1日より、公益財団法人として生まれ変わり、税制面での恩恵や補助金や寄付を受けやすい体制整備を整えたところですが、現状としてかなり厳しい実態にあります。

 現在行っている活動は、学校での健康診断において専門医(眼科・耳鼻咽喉科)の確保が困難な市町村に対して専門医の紹介を行ったり、学校での心臓検診において独自で検査を実施することが困難な市町村に対し、心臓検診を実施できるよう援助を行ったりすることで、児童生徒の健康保持増進に努めています。また、毎年のように道内で研究大会・学校保健講演会等を開催し、広報誌を発行することで、学校保健思想の普及啓発を図っています。
加えて、本道の学校保健の振興に功労のあった学校保健関係者(学校医、学校歯科医、学校薬剤師、教職員等)の個人を表彰し、本道の学校保健の進展に力を注いでいるところです。

 こうした私たちの活動に、広く皆様方から浄財を募ることにより、北海道の未来を切り拓く子どもたちの健康を守っていきたいと考え、ここに有志の皆様に別記の通り、ご協力お願い申し上げる次第でございます。皆様方のご理解とご支援を、心よりお願い申し上げます。

寄付について

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